・6月19日(金) ドラッグレーサー制作記01
今回はドラッグレーサー制作記と銘打って記事を書いてるわけだが、先に言っておこう。まだ制作してない。
俺がハーレー(スポーツスター)に乗っているのは何故か。
性能面、快適性、信頼性、どれをとっても日本車にかなうわけがない。
実際ツーリングは短距離でいいし、長距離行くときはどちらかと言えば仲間との交流がメインであって走ってるのがそこまで楽しいわけではない。
まぁ、ここまでいえば語弊がある。
もちろん走ってるときはこの上なく幸せを感じている。
ただ、みなが求めている快適性というよりは機械(スポーツスター)との一体感や走っている実感そのものを楽しんでいるように感じる。
最近、アドレスV125というピンクナンバーに乗り始めてますますそのこだわりが明確化してきた。
国産のスクーターなんて快適そのものだ。
多分俺はハーレー(スポーツスター)はおもちゃであって交通手段ではないと思っている。
そのため、基本的にイジリ倒す。
車検制度があるのでルールの中でしかいじれないのがなんともむず痒い。
と言うより、ルールの中では究極のおもちゃになり得ない。
美しさの種類には機能美と言うものがあって、物がその機能を有するために必要不可欠な造形であり、その必要に迫られて出来た造形こそが意味をも持った究極の美しさである。
良くある話で、昔のアメ車はエンジンありきで設計され、そのエンジンが載るようにとボンネットのラインが作られており、納得のいく美しさを持っている。
逆に日本車の場合には確かに風を切るようなボディーラインだが、ボンネットを開けると隙間だらけでボディーはただの枠じゃんってなオチがある話。
少々話が横道にそれたが、究極の機能美のおもちゃを作るためには車検制度に則るわけには行かない。
かといって全く乗れなくなっては機能美どころではなく、何の機能もしない。
そこで大きな悩みとなる。
最近では空港や大きな駐車場を借り切ってのクローズドなドラッグレースも開催されつつある。
ただ、そんなものは年に1回参加できれば良いほうだ。
どこかにクロードな敷地がないもんか。
それともう一つの大きな問題がある。
トランポだ。
今のフォードが10万キロになったとは言え、まだまだ走りそうなので買い換えるのももったいない。
ならばトレーラーかと考えては見るが、ヒッチメンバーに工賃込みで10万。トレーラーが中古で10万の20万か。
ハイエース買うよりは安いが、この先小さなアパートに引っ越すことにでもなったら大変だ。
悩む。
今回は01としたのでひょっとしたら02の記事で保安部品の取り外しが始まってるかも知れん。